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大田原市 新しい歴史・公民教科書を採択!

 大田原市教育委員会は、13日午前の委員会で、来年から市立中学校で使う教科書として扶桑社の『新しい歴史教科書』『新しい公民教科書』を全会一致で採択しました。市町村採択の第1号であり、歴史的な第一歩です。

 委員会終了後、記者会見に臨んだ小沼隆教育長は、「各観点ともバランスよく構成され、日本の歴史全体の流れと各時代の特色が理解しやすく、また文化史を重視した構成は日本文化に対する誇りと愛情を育み、時代ごとの複雑な国際環境にも目を向けさせるよう配慮した内容は、先人の努力の様子が記述され、正しい国際関係の理解にも適切なものであることなどから、本教科書を採択することが最も適切との結論を得、採択を決定した」と、採択理由について述べました。


              (
新しい歴史教科書をつくる会のHPより・平成17年7月 )

 

朝鮮で「日本語強制」と歴史を捏造

 歴史教科書の偏向ぶりについては本誌上で何度も指摘してきた。しかし、英語の教科書を取り上げたことはなかった。
 今回、ある方から英語教科書の偏向ぶりを指摘する手紙をいただいたので、編集部は英語の教科書を入手し、その問題点を検討することにした。すると、歴史観とは無縁でありそうな英語教科書も偏向歴史観に冒されていることが明らかになつた。ここにその実例を紹介する。


 三省堂の 『NEW CROWN』 (平成13年検定) には「Language-Life  of  a  people」
という読み物が掲載されている。この読み物の焦点は、ウエールズがイングランドの支配下に入ったことにより、ウエールズ語の使用が禁止され、ウエールズ人の命ともいうべきウエールズ語が絶滅の危機に瀕していることを取り上げ、母語の大切さを訴えている点にある。
 ここまでは、日本人がとりたてて問題にすべきところはない。しかし、この読み物には、次のような嘘が挿入されていたのである(翻訳・編集部)。
 

 「同様の悲劇は、別の場所でも起きた。朝鮮もそのうちの1つである。朝鮮は35年間、日本の植民地であった。日本政府は、朝鮮人に日本語のみを使用することを強制した。朝鮮人にとって、彼ら自身の言語の使用を止めることは、本当に悲痛なことであった。彼らは、第二次世界大戦が終わるまで、公の場で朝鮮語を使用することができなかった」
 以上の記述は、真っ赤な嘘である。それでは、実際の歴史はどうだったかを見てみよう。
 

 朝鮮を併合した後の日本は、学校教育で朝鮮語を必修科目とした。また、昭和14年までは、朝鮮語の学習を奨励する朝鮮語奨励費が支出されている。たしかに、昭和16年には小学校における朝鮮語教育を中止しているが、これは授業がなくなったというだけで、禁止したわけではない。さらに、「毎日申報」は終戦までハングル文字で書かれた新聞を発行していた。このことを指摘するだけで、上記の英語教科書の記述がいかにデタラメなものかがわかるだろう。


 このような記述は、おそらく歴史教科書の検定を受けたならば合格しないと思われる。しかし、英語教科書の検定は歴史的事実を審査するものではないから、誤った記述がほぼノーチェックで通過してしまうのである。インチキ歴史観が検定をくぐり抜け、国民の監視の薄いところでまかり通っている。今後は英語教科書も注視していきたい。

             (
新しい歴史教科書をつくる会・【史】平成16年9月号より)

 

「つくる会」教科書採択  「戦争の悲惨さ強く訴え」

 都立学校としては養護学校に続いての扶桑社の歴史教科書が採択された。教科書が使われるのは来年4月に台東区に開校予定の、都立初の中高一貫校「白鷗高校」の付属中学校。教科書採択を議論した26日の都教育委員会の主な発言内容は以下の通り。

 内館牧子委員「扶桑社は拉致問題を扱っていないようだが」

 清水司委員長「拉致問題を扱っていないのは多い」

 都教育庁指導部長「扶桑社は公民のなかで拉致問題を扱っている」

 米長邦雄委員「この学校が伝統文化を重視する学校であるということとは全く関係なく、3年前に都教委が、健常者であればこの教科書が1番いい教科書だと見解を出したので、3年前の考えに沿っていいのでは」

 清水委員長「まさに健常者ですから、ここは」

 内館委員「記紀神話について書いてあるところで、もしかしたら、授業中に女の子が恥ずかしがるかもしれない描写がある。記紀にそういった描写があるのも事実で、それを物語的に書くというのはたぶん意図したものだとは思うが、そのあたりの描写は、もしかしたら、今後考えるべき点ではないか」

 清水委員長「全体的に物語調ではありますね」

 内館委員「物語性を意図して書いたものであって、子供たちが『古事記って面白いな、日本書紀って面白いな』って思って読んでみるきっかけになることは、もちろんあると思う」

 国分正明委員「都教委の方針の中に、伝統とか文化を尊重するというのがあり、方針にあった教科書だと思う。私のところにも多くの要請だか抗議だかわかりませんが、多くのはがきが来ていますが、99%同じ文言。その中で『戦争を賛美して、戦争の遭を開く』という表現がありますが、この人たちは教科書を読んでいるのだろうかと」「扶桑社の教科書のなかで、例えば日中戦争をかなり批判的に書いていますし、コラムで見開きで戦争の悲惨さを強く訴えていて、なんでこの教科書が戦争へ導く教科書であるのか、よく分からない」

 教育委員は次の6人。東京家政大理事長・清水司氏▽元文部事務次官・国分正明氏▽元丸紅会長・鳥海巌氏▽棋士・米長邦雄氏▽脚本家・内館牧子氏▽都教育長・横山洋吉氏

                         (平成16年8月27日付 産経新聞より抜粋)